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ポストイン配達とは
ポストイン配達とはご自宅のポスト(郵便受け)に投函可能な小さな荷物の配送サービスです。
受領印を必要としない荷物に限られるため、自宅に不在の時でも配送業者はポストに荷物を入れて配送が完了します。そのため再配達の手間も省け、配送業にとってもメリットの大きく、近年各社が類似のサービスを行っています。
配送業者によってサービス内容が異なります。法人か個人のどちらに対応しているのか、配送可能商品はどういったものか等、詳しく見ていきましょう。
また、これまで企業が店頭や街頭で行ってきたノベルティグッズの配布がコロナ禍によって難しい時代になりました。
そこで、後半では非対面で配布ができるということで各企業に注目されているポストイン配達での販促活動について、ポストイン配達で得られるメリットや、企業価値を高め、顧客満足を得られるアイテムの紹介などを行ってきます。
主な配送業者別 ポストイン配送サービスのご紹介
日本郵便
日本郵便は最も多くのポストイン配達サービスを行っており、用途に応じて使い分けることが可能です。
①クリックポスト
衣料品やサプリメント、CD・DVDや雑誌など様々な物を送ることが可能です。
全国一律198円と送料も安くポストからの差出可能なのが魅力です。配送状況を確認する追跡サービスにも対応しています。
日本郵便の他のポストイン配送サービスとの大きな違いはインターネットで運賃決済を行い、自宅のプリンターでラベル作成を行う点です。又、支払いはYahoo!ウォレットかAmazon Payに限られるので注意が必要です。
配達可能商品サイズは縦34cm・横25cm・高さ3cm、重量は1kg以内の荷物が対象になります。
②レターパックライト
こちらは梱包用の「レターパック」と呼ばれるものを郵便局やコンビニなどの郵便切手類販売所や郵便局のネットショップで購入し、それに入れて送ることができるサービスです。レターパックに宛名を書き、手紙や荷物を封入するだけでOK。切手は要りません。
法人個人問わず利用可能で、基本運賃は日本全国一律370円です。
『レターパックライト』が郵便受けへ入れるポストイン配達サービスなのに対し『レターパックプラス』は受領印をもらう対面受け取りサービスなので間違えないように注意が必要です。
③ゆうメール
こちらは冊子にした印刷物やCDやDVDなどの電磁的記録媒体の配送が対象のサービスです。但し、付録や試供品など、規定を満たせば同封できるものもあります。
郵便局、ポストのどちらからも差出すことができます。
配達可能商品サイズは縦34cm・横25cm・高さ3cm、重量は1kg以内の荷物が対象になります。基本運賃は重量により異なりますが全国一律なので安心です。
信書のみ、印刷を利用していない手書きの手紙などには利用できないため注意が必要です。
ホチキスで止めたものは基本運賃適用外になる等、利用上の細かい規定が定められていますので送る荷物が発送可能かどうか必ず確認が必要です。
④ゆうパケット
こちらも日本郵便のポストイン配達サービスの一つです。
フリマサービス、オークションなどの個人間取引サイトで落札商品を送る際などに便利なサービスです。
専用あて名シールを荷物に貼り、郵便局、ポストのどちらからも差出すことができます。
荷物の引受情報、発送状況を追跡をすることができます。
配達可能商品サイズは厚さ1㎝以内が250円、2㎝以内が310円、3㎝以内が360円で3辺の合計が60cm以内で重量が1kg以内の物に限られますが全国一律なので遠方への発送でも心配いりません。
ヤマト運輸
ヤマト運輸は二つのサービスを展開しています。内容が異なりますので利用用途に応じて自分に合ったサービスを利用しましょう。
①ネコポス
ヤマト運輸と契約している法人、個人事業主の方、ヤマト運輸と契約している個人間取引サイト(フリマサービス、オークション)をご利用の個人の方に限ります。
日本郵便のゆうパケットに近いサービスです。配達可能商品サイズは角A4サイズ。 厚さは2.5cm 以内 。重量は1kg以内の荷物が対象になります。
数量や出荷形態などの諸条件に応じて全国一律料金で送ることが可能です。ヤマト運輸の公式サイトではネコポスに適した推奨資材も販売しています。
②クロネコDM便
ヤマト運輸と契約している法人、個人事業主の方に限られたサービス。
カタログやパンフレット等を全国に送る際に利用できます。配達可能商品サイズは3辺の合計が60cm以内( 最長辺34cm 以内、 厚さ2cm 以内 )重量は1kg以内の荷物が対象になります。
全国一律料金で、数量などの諸条件に応じて、契約者と価格設定がされています。配達には2~4日を要します。(※一部地域を除く)
但し、通販での商品やオークションの落札品など売買にかかわる商品、サンプル品、試供品などの、荷受人の希望をもとに出荷されるものは送れません。
佐川急便
佐川急便も二つのサービスを展開しています。内容が異なりますのでこちらも利用用途に応じて自分に合ったサービスを利用しましょう。
①飛脚メール便
飛脚メール便は法人から法人に送ることを目的としたサービスです。そのため個人あてに送ることはできません。配達可能商品サイズは3辺の合計が70cm以内で重量が1kg以内です。)
配達には3~4日を要します。(※一部地域を除く)
こちらはバーコードがついているため、荷物の所在・発送状況を追跡をすることができます。
②飛脚ゆうメール便
こちらは日本郵便株式会社との共同サービスです。主に個人宛ての荷物に利用されます。佐川急便が差出人ですが郵便局を介し、郵便局員が『ゆうメール』として届けるサービスです。そのため配達には後5日程度と少し日にちを要します。
その代わり、郵便局の宛先の最新情報が反映されるため、転居や移転をした場合でも安心しておくることができます。又、郵便局で差し出す『ゆうメール』より送料が安いのも特徴です。 しかし飛脚メール便と違い、発送状況を確認することができないため注意が必要。
配達可能商品サイズは縦34cm・横25cm・高さ3.5cm、重量は3kg以内の荷物が対象になります。
西濃運輸
西濃運輸では一つのポストインサービスを展開しています。
カンガルーPostalメール便
こちらは契約した法人のみのサービスです。こちらも佐川急便の「飛脚ゆうメール便」と同様に郵便局を介し、郵便局員が届けてくれます。
そのため配達には後3~5日程度と少し日にちを要します。 配達状況の確認等の追跡はできません。配達可能商品サイズは縦36cm・横25cm・高さ3.5cm、重量は3kg以内の荷物が対象になります。
ポストインで送りやすいもの
当然ですがポストに収まるような小さな荷物が対象となります。
不在時でも配達されるという利便性を生かして、最近ではサブスクリプション(定期便)サービスにも活用されています。
内容物によっては送れないものもあるので注意が必要で、配送業者に確認してから送る方が安心です。
ポストイン配送におすすめの梱包資材
段ボールのほか厚紙や雑誌やカタログは袋入りなど様々。サービスによっては専用の梱包資材を使うのでサービス内容によって変わってくる場合もあります。
企業の場合、自動梱包機械等が導入されている企業などもあって効率化がされています。
今だからノベルティの配布はポストイン配達で!
コロナ禍で直接お渡しできない状況なら非対面型のポストイン配達で決まり!
販促品を同梱すると販促効果が高まる理由
一定の地域に絞るなど、限定したお客様にダイレクトに配布し企業PRをすることができます。
企業側が販促品を準備してからお客様の手元に届くまでの期間も短く、渡すタイミングを逸しません。受け取る側も時間や手間がかからないためポストイン配達は両者にとっても大変便利なサービスなのです。
どんな販促品が効果的?
季節品
夏ならうちわや扇子やひんやりタオル、冬なら使い捨てカイロなど生活を快適に過ごすための季節品は大変喜ばれます。日本は地域によって気候や風土が異なってきますのでそのあたりを少し意識してお渡しする販促品を決めると良いでしょう。
日用品
実用性の高い商品はターゲットを選ばず、どんな方がもらっても喜ばれるでしょう。
ウェットティッシュや保存パックなど趣味嗜好に関係なく何個あっても困らない商品は喜ばれるでしょう。
近年のレジ袋の有料化によって定番化しているエコバッグなどのショッピングバッグも折り畳んでかさばらないのでポストイン向けですね。
年度末や期末など会社の予算消化におすすめの販促品
予算の余りなど少ない経費でお客様の元へお届けできるポストイン販促品が今人気!
①ステーショナリーグッズ
日常的に使用できるステーショナリーグッズは子どもから大人まで誰がもらっても喜ばれるカテゴリ―です。
ボールペンやメモ帳、付箋といったものは低予算で多くの数量を作ることのできるので予算消化におすすめです!
また、季節品や流行品と違い、いつ配っても喜ばれるのでもし、その時使わなかったり余ったりしても保管しておくことができるのもメリットです。
ペンや付箋などかさばる商品も少なく保管にも適しています。
②掃除グッズ
年末や年度末はどの家庭でもお掃除を行います。ゴミを吸いつけて取るクロスシートやお掃除用のスポンジふきんなどはかさばらず低単価な上、消耗品ですのでもらえたら喜ばれるでしょう。
まとめ
ポストイン配達と言っても様々なサービスがあるのがわかりましたね。コロナ禍において非対面での商品の受け渡しができるというメリットはとても大きいようです。
近年では宅配ボックスなども普及し始めまだまだ進化し続けそうなポストイン配達。皆さんも活用してみてはいかがでしょうか。
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